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2024/06/12

農園見聞録

2008/02/20 オーストラリア・マウンテントップ農園およびカフェ視察(9)

2月6日(水) 快晴のち大雨 マウンテントップ農園

早朝のマウンテントップハウスから見る景色は美しい。眼下に見えるニンビンの町は霧に包まれている。朝日が非常に眩しい。
農園の標高350-400メートル。しかし南緯28度に位置しているので、通常の高度1200メートルに匹敵する環境にある。

農園面積は50ヘクタール(コーヒーは30ヘクタール。5万本が栽培されている)。常駐スタッフは2名(農園管理と工場管理)のみ。収穫時は機械で行っている。

過去の収穫量  03年   04年   05年   06年   07年

自家農園     35t       35t     32t      62t     20t

他から集買     0        10    10    32     0

07年は6月の霜、10月のストーム、11月のヒョウという悪天候により60から80%減となった。これだから農業はたいへんです。



オーストラリアのコーヒー栽培地区は3エリアに分かれ、生産量は500-1000トン。

クイーンズランド州北部  大規模農園 10農園

クイーンズランド州中央  中規模農園 20-30農家

クイーンズランド州南部  小規模農園 100-200農家

今回訪れたマウンテントップはこの小規模農園のひとつ。品質管理に真剣に取り組んでいる。他の農家はかなり適当。栽培管理せず、放ったらかしが多い。それでいて儲からないと文句ばかり言っているらしい。

カッピングを行う。2ラウンドで12ロット24カップ。ドリップコーヒーの感覚でカッピングをするとアウトなもの(発酵と過熟の中間のような状態)も、エスプレッソで抽出するとコクと甘みが際立って美味い。エスプレッソ文化のオーストラリアとドリップ文化の日本との味覚の違いが出る。ニュークロップよりもカレントクロップ、パストクロップのほうが複雑な味わいがでてくる。どうもエスプレッソの世界ではニュークロップは通用しないようである。

ニュークロップ、ニュークロップと呪文を唱えるような方々には是非体験していただきたい世界がここにあります。企画しましょうか、「オーストラリア・エスプレッソツアー!」