2024/07/30
農園見聞録
2010/03/26 中米3カ国農園巡り三昧ツアー:その8 パナマ編
ハートマン農園を後にし、向かった先はカルメン農園のベネフィシオ。今回は時間的にも天気的にも農園見学は出来そうに無いのでベネフィシオ見学のみ。運がいいのか悪いのか、バスに乗り込んだ途端に雨脚が強くなり豪雨。ところがベネフィシオに着く頃には止んでいました。本当にこの辺りの天気は変わりやすいです。昨年のカルメン農園の収穫量は生豆換算で約46,000kg。60kg袋で約770袋。だいたい3コンテナ分くらいです。前述のハートマン農園に比べると規模は小さいのですがそれもそのはず、農園主のカルロス・アギレラ氏は普段、パナマ・シティーで保険会社を共同経営するビジネスマン。農園は彼にとってサイドビジネスです。まあ、お金持ちですな。サイドビジネスといっても毎年オークションでは常に上位にランクインしているのは大したものです。現在栽培している品種は90%がカツーラで他にティピカやゲイシャも少々。カルメン農園は標高がかなり高く1,600m以上。そのため風が強く、最初の数年間は根が弱いゲイシャは中々うまく育たないそうです。ただ標高が高いぶん、カツーラやティピカのアシディティーは素晴しく、カルロスとしてはこのアシディティーとフローラルな風味を守っていきたいそうです。ところがここ最近ナチュラルはないのか、ナチュラルは作らないのかと、やたらナチラルを求められるそうです。キーンとくるアシディティーが好きなカルロスからすれば、なぜナチュラルを求められるのか“理解できん”そうです。
カルメン農園のベネフィシオはボルカンの町から約15分。カルロスはベネフィシオの直ぐ側に別荘というかセカンドハウスを持っています。普段はパナマ・シティーの自宅に住んでいます。もう少ししたらチェリーが届くはずだから部屋の中で待とうとリビングに通されました。取敢えず何ですからとビールが出てきました。じゃあついでにとワインのボトルも数本開けられました。それでは一緒にと鱒の燻製、ビーフジャーキーが出て来ました。全部地の物だぁ、燻製にはコーヒーの木を使ったんだぁ、等など色々出てくるもんですから、ちょっとした飲み会になってしまいました。結局勧められるがままビールを数本飲んだところでチェリーが到着。やっとベネフィシオ見学となりました。ここのパルパーもコロンビア製です。ここもミューシレージ・リムーバーとドラム式ドライヤーがあります。ミューシレージ・リムーバーを通った後のパーチメントにはヌメリが全くありません。大した物です。ドライヤーの熱源は脱穀後のパーチメントの殻です。何処も一緒です。ところで、なんで何処のパルパーもレゴブロックのようにカラフルなんでしょう。コロンビアの国旗の色なんですかね。
下から3枚目の写真:左から ハートマン農園のラティボール・ハートマン・Jr氏、弊社エージェントのゴンザロ“権造”ヘルナンデス、カルメン農園のカルロス・アギレラ氏。何となく暑苦しい三人組です。
夕食はハートマン家の経営するイタリアンレストランへ。ハートマン家とカルロスに接待して頂きました。美味しゅうございました。食事中、ゴンザロはなにやら熱弁を振るっておりました。







