2024/07/31
農園見聞録
2010/04/07 中米3カ国農園巡り三昧ツアー:その12 コスタ・リカ編
トラックの荷台に揺られる事、約20分。今回のツアーのハイライトであるコフィア・ディベルサに到着。入り口には先程の地元ゲージツ家の手による看板が。そう言えばこのゲージツ家の名前はパンチョというそうです。名前からして少々怪しげです。このコフィア・ディベルサの正式名ですが、Finaca Coffea Diversa : Jardin de Variedades(和名:様々なコーヒーの農園 品種の楽園)と言います。この農園のオーナーは弊社エージェントのゴンザロ・ヘルナンデス・ソリス、通称“権造”です。この農園と言うか楽園(ゴンザロは“ここはただのコーヒー農園ではない、コーヒーの楽園だ!!”と言っています)の特徴はその品種の多さにあります。その数200種類以上。世の中にはこれほどコーヒーの種類があるのかと驚くほどです。恐らく民営機関でコレだけの種類が揃っている所は他に無いと思います。200種類のうち収穫し商品として出荷されているのは10種類位です。正直、コレは趣味の世界です。ただ趣味でここまで出来るのは羨ましい限りです。行く行くは農園ではなく楽園を拡大し、収穫する品種の数も増やして行くそうです。まさにアタカ向きです。標高は約1,200m。コーヒーを栽培する上で必要な良い条件は揃っています。
到着したのはすでに正午。バナナとスイカで小腹を満たし、いざ楽園視察かと思いきやゴンザロ先生によるコーヒーに関する青空講義。皆真面目に聞いています。講義終了後、最初に視察をしたのは商品として販売されている品種が植えられている地域。それぞれ区分けされ、ここにも地元ゲージツ家の手による看板があります。それぞれにゲージツ家の感性が光っています。品種については後程、ご案内します
コフィア・ディベルサでは精製も行っています。ただ収量がそれ程多くない為、規模は小さく、また水も大量にあるわけではないので果肉を除去してから乾燥させるパルプド・ナチュラルです。パルパーも移動可能な小型パルパーです。小回り利いて便利そうです。ただミューシレージ・リムーバー(ヌメリ除去機)はありません。本当に量の少ない時は手動パルパーです。乾燥は天日乾燥とドライヤーを併用していますが、ドラム式ドライヤーはありません。ゴンザロ曰く、ドラム式のドライヤーは回転させながら乾燥させるため、豆にストレス、負荷がかかり良くないと思っているそうです。ここでは網の上にパーチメントを置きビニールシートを被せ、下から温風を送り込むシステムです。確かにストレスは掛からなさそうです。
生豆の準備が完全には出来ていないのでカッピングは出来ませんでしたが、ゲイシャのサンプルがありました。見た目前回に比べ非常にゲイシャらしく今年は期待が持てそうです。







