2024/08/20
農園見聞録
2010/10/14 グァテマラ農園視察ツアー その29
9月9日、快晴。本日はクプラ農園を視察します。ここ最近は悪天候が続き、4週間振りの晴れ間だそうです。これまた、非常に運の良い事です。案内をしてくれるのはポール・キリン氏。ゴンザロが農園のマネージャーだと皆に紹介すると、今は出世して取締役になったとの事。役員自らが案内役を買って出て頂き有難い事です。農園はというとホテルの周り一帯が農園ですが、クプラのブロックはホテルからさらに標高500m位上った所にあります。もちろんそこまではトラックです。ただ今回のトラックの荷台は直に座るのではなく、椅子付です。この農園ではコーヒーツアーもあるのでこの様なトラックが用意されています。ホテルを出発し、走ること30分。普段ならお尻の皮が剥けそうになりますが、今回は中々快適です。
ラ・クプラのブロックは標高1,900m。ほぼコーヒーの栽培出来る標高の限界点に近い位置です。品種はもちろんブルボン。フィラデルフィア農園全体ではカツーラが70%、30%がブルボンです。他の農園ではシェードツリーにインガがよく使われていますが、この農園ではサイプレス(西洋ヒノキ)や松が使われています。4週間ぶりに晴れただけあってクプラ・ブロックから見るボルカン・デ・アグア(Volcan de Agua:水の火山)が「真正面にキレイに見えます。クプラ・ブロックは傾斜がきつく、この傾斜がブルーマウンテンのように良い栽培条件の一つ(水捌けが良く、風通しが良い)になっているようです。
クプラ・ブロックからさらに高い所に上って行くとミラドール(展望台)がありました。ここではパーティー等が開かれるようです。因みに標高は2,200mを超えています。夜はさぞかし冷えるのでしょう。
ミラドールから一気に下がっていくと麓にナースリーがありました。この農園ではロブスタとアラビカを同時に発芽させ、ロブスタの根にアラビカを本体を接木しています。ですからどの苗も胴の部分にテープが巻かれています。アラビカよりもロブスタの根の方が頑丈な為、しっかり育つよう一手間加えています。しかし、このナースリーにある苗全部が接木された物ですから気が遠くなるような作業です。







