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2024/08/23

農園見聞録

2010/11/12 ハワイ農園巡り (10) グリーンウェル

グリーンウェル・ファームズ

トムは昨年のSCAJ2009の時に来日したので1年ぶりの再会です。さっそくファーム・ツアーをしてもらいました。苗床の場所に採れたてのチェリーが入った箱があったので、「これは何?」と聞いてみると、ハワイコーヒー研究所からの依頼で、いろいろな品種を掛け合わせて、収量や適応性を調べている試験品種とのこと。このチェリーは、マラゴジッぺとモカのハイブリッド。3箱ありましたが、そのうちのひとつの味が優れていたようです。こうした掛け合わせを5世代6世代にわたって調べるのだそうです。結果がよければ、10年後20年後のコナは、ティピカだけでなく、いろいろな品種が栽培されているかもしれません。

青いシャツの人物はぺぺ(パナマ出身)。トムの片腕で、ファーム・マネージャーをやっています。

巨大な葉っぱのチェリーは試験栽培中のパカマラ。

ウェットミルでは、昨晩持ち込まれたチェリーが果肉除去後、ひと晩発酵槽で寝かされたパーチメントを水洗中。2年前に来たときは、発酵槽を使わず、ミューシュレージ・リムーバーで機械的にヌメリを取っていましたが、現在は昔ながらのフルウォッシュに戻していました。水洗されたパーチメントはポンプでホシダナへ移動され、乾燥されます。

10/11クロップは、ベリー・ボーラーがハワイ州に広がっているため、エクストラファンシーの大粒グレードが半減するようです。グリーンウェルにチェリーを持ち込んでくる生産者の中には80%ぐらいのダメージを受けているところもあるようです。この日の午後、トムはコーヒー研究所とベリー・ボーラーの対策会議をしていました。ニュークロップがどれだけ減るかが心配です。