2024/09/17
農園見聞録
2014/05/02 小笠原ボニンアイランド・コーヒー、見に行って来ました。 その⑧
2月15日小笠原2日目。本日は父島にある2件の農園にお邪魔します。天気は生憎のポツポツ雨。でもそこは小笠原。サムクアリマセン。最初に伺ったのは笹本農園さん。まずは待ち合わせの場所へ。向かった先は島の中心部にある釣具屋さん。入口に『ボニンコーヒー友の会』の看板がありました。看板がないと正直分かりません。笹本さんはコーヒー農園以外にも釣具屋さん、民宿、養鶏、牧畜、果樹園等手広くされているそうです。小笠原ではほとんどが兼業農家で現状としては農業一本の専業農家ではキビシイそうです。笹本家は代々の小笠原諸島っ子でもともとは弟島で暮らしていたそうです。ちなみに笹本さんは父島の生まれです。笹本さんの御祖父さんには13人の子供がいたといいますから何ともたくましい。という事は笹本さんには義理ではないオジサン、オバサンが12人いるわけですから相当の大家族です。
農園へは車で約10分程。父島北部にあります。舗装された道路を5分程走り、途中から脇道に入りコーヒーの産地らしい道を5分。両側はジャングルです。以前園芸関係の方が来られてザッと見ても観葉植物が30種類位あると言っていたそうです。この脇道も役場からの申し出があるにも関わらず、あえて舗装していません。舗装してしまうと色々な人が勝手に入って来てしまうので困るとの事。近年は山登り、トレッキングのブームもあり地元の人にしてみればこんな所にまで?と思うような所にも観光客の人達が入って来るそうです。
実は笹本さん農園のすぐ横で生まれたそうです。『そこで生まれた』と指差した先には立派なガジュマルが。『その木の裏で生まれた』と言われてもそこに家があったと想像もつきません。農園は御祖父さんが住んでいた弟島を望める海に面した標高100m位の斜面にあります。ちなみに御祖父さんはその昔、弟島からカヌーに乗って父島まで飲みに来ていたそうです。何ともたくましい。笹本さんは農園を昭和58年から始めたと言いますから小笠原でも現存する一番古い農園です。農園自体は1ヶ所にあるのではなく何か所か切り開いた所に分れています。木の数は合わせて約800本。昨年の生産量は生豆で約50㎏だったそうです。品種は…、わかりません。
精製はチェリーを自宅に持ち帰って行います。チェリーを水に浸ける事、2日間。その後手で一つ一つ果肉を剥きます。パーチメントをネットで乾燥させた後、また手で一つ一つ剥いていきます。忙しくてチェリーを剥く時間がない時は何日も水に浸かったままになって赤いチェリーが色落ちして黄色くなってます。怪しい感じですが、お味はモカのナチュラルっぽくて意外といけました。







