2025/04/30
(NO.1715) なぜカフェ デコッパチ
人はなぜカフェにはいるのか?
たとえば、大学病院などにあるカフェ。病院の一階のメインな場所に、近年、カフェがかなり増えてきたと思う。どこもかなりの存在感を示している。
病院という空間のなかでは、かなりの異空間である。かつ、街中のそれとも違う、ささやかな躍動感を醸し出している。また、かなり盛況であり、混んでいる場合がみられる。街中とはちがい、病院のなかのカフェは、病と娑婆との境界、死と生との境にあろう。閉鎖的な空間と生活圏との境にも位置する。日帰りで診察を受けた場合などは、待ち時間、診察、会計といった一連の過程が終わると、とにもかくにも、一息つきに入りたくなる場所に。
また、だれかを見舞う側の場合も、一連のお見舞いが終わり、状況を確認し、今後の方向やゆくえに思いを寄せるために、とりあえず、立ち寄ってしまう。
一方、入院している側の場合は、医師の許可があるかないかはわからないが、世間との接点として、カフェは、かなり輝いた空間にみえる。むかし、個人的には、入院していたときに、朝、脱走して近くの喫茶店に行った経験があるが、もうその必要はない時代かもしれない。
入院している者にとっては、治癒、回復、世間を象徴した場にみえる(みえた)。
2025年4月30日 デコッパチ